なぜ?

これは一つには、リウマトイド因子検査の精度が原因になっています。一般的に検査では、その病気を精確に検知する感度と、ほかの病気には反応しない特異度の両者が高いのが理想になります。リウマトイド因子検査の一つであるRAテストでは、健常人の陽性率は2%前後で、診断基準には合っています。
 一方、患者さんの陽性率は75%で、感度は相応あるものの、他の病気でも陽性率が10−50%あり、特異度は高くありません。

 そこで、開発されたのが、感度と特異度が高い、抗CCP抗体検査やMMP-3検査です。将来、診断基準で関節リウマチと特定される前の病気や、ごく早期の関節リウマチが高率で検知できるようになれば、診断基準も改定されることになるでしょう。

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